2020年07月30日

ナデナデされると嬉しいよね。(エルシェヴァ・オスラッテ)

紅蓮ぼちぼち進めてまうす。
そして今回は紅蓮まっったく関係なく、エルチとシェヴァがイチャイチャしている話でーーーーーーす。(開き直った顔で)

ネコってナデナデし続けると突然噛みついてくる事があるんだけど、ミコッテもそういう習性があるのかな?
あるとしたら、何で噛みついちゃうのかな……?

等と思いながら書きました。
のんびりイチャイチャするオスラッテを食べたい人はどうぞ。
俺向け作品ですね、はい! そうです!

登場人物紹介もおいておきますね。


<登場人物紹介>

シェヴァ
 褐色白髪のサンシーカー。(オスッテ)
 童顔で子供っぽく天真爛漫。何にでも首をつっこむ好奇心旺盛。
 最近はナマズオ族と遊ぶのがお気に入り。
 ナマズオ族の味もちょっと気になってるらしい。


エルチ
 青肌金髪のアウラ・ゼラ。(オスラ)
 シェヴァが率いる小隊の隊員で、シェヴァの恋人。
 最近になってやっと、プライベートで二人でいる時は素のしゃべり方が出来るようになってきた。
 なお、小隊では基本敬語のままらしい。






「甘くて痛い喜びの印」

 二人っきりになると、シェヴァはやけにエルチへ甘えに来る。

「エルチ−、だっこして! だっこ!」

 ベッドに腰掛け本を読むエルチの腕に滑り込むと、まるで「本よりおれを見て!」とでも言うように本を読むのを遮って顔いっぱいの笑顔を見せるのだ。

「全く、しょうがない人だな貴方は……」

 エルチは本を横に置くと、シェヴァの頭を、顔を、背中を撫でる。
 ネコの特徴を色濃く残しているというミコッテ族はやはり身体にネコの名残があるのかだっこして! だっこ!」

 ベッドに腰掛け本を読むエルチの腕に滑り込むと、まるで「本よりおれを見て!」とでも言うように本を読むのを遮って顔いっぱいの笑顔を見せるのだ。

「全く、しょうがない人だな貴方は……」

 エルチは本を横に置くと、シェヴァの頭を、顔を、背中を撫でる。
 ネコの特徴を色濃く残しているというミコッテ族はやはり身体にネコの名残があるのか頭だけでなく身体も撫でるとくすぐったそうにするものの、ひときわ嬉しそうに笑うのをエルチはよく知っていた。

「んぅ〜、エルチのナデナデ……」

 頭や身体を撫でてやれば、シェヴァはうっとり夢見心地のような顔になるとそのままエルチの身体にしなだれかかってくる。
 かと思うと。

「ん〜!」

 突然感極まったような顔になり、エルチの首筋あたりをぱくりと甘噛みするのだ。
 強く拒絶される訳でもないが、突然どこか怒ったように腕やら首筋やらに歯をたてず噛みついてくる、このシェヴァの行動はエルチにとって不可解に思えた。

「シェヴァ、いつも思っていたんだが……撫でられるのは、嫌いか?」
「ふぇっ? ぜんぜん、嫌いじゃないよ! むしろエルチに撫でてもらうの、おれ好きだし!」

 噛みつかれるという事は内心撫でられるのを嫌がっているのではないか。
 そう思って聞いてみたが、シェヴァの笑顔に嘘はない。だとすると、撫でている最中に突然噛みついてくるあの行動は何なのだろう。

「でも、いつも撫でていると突然噛みついてくるだろう? ……いやなのかと思って手を止めてしまうんだが」

 エルチにそう言われ、シェヴァは「ん〜」と首を傾げて考えるような素振りを見せた。
 かと思うと、少し頬を赤らめてエルチの方へ向き直る。

「えっと、えっとね。エルチに撫でてもらうと、おれ、嬉しいなーって気持ちと、気持ちがいいなーって感じと、エルチの事大好きって思いとね。そういうのが、いっぱい胸に湧き上がってきて、あー、幸せだなー、嬉しいなーって。そういうので頭がグチャグチャになってきちゃうと、なんかパクってしちゃうみたいなんだよね」
「何でまた……急にパクッとしたくなるんですか」
「えー、わからない。けど……嬉しいのと幸せなのがいっぱいになって、食べちゃいたいくらいスキな気持ちが抑えられないから? かな……えっと、それ、エルチにとって迷惑? メーワクだったら、おれガマンするけど……」

 上目遣いでそう問いかけるシェヴァを見て、どうして迷惑だと言えるのだろう。
 全て幸せと喜びから来る行動なら、ましてやそれが痛くもない事ならむしろ愛しく思えるくらいだ。

「迷惑じゃない、シェヴァがそうしたいのなら……好きなだけしてくれればいいよ。俺も、今日はいっぱい撫でてやるから」
「へへ、ありがとエルチ……」

 エルチの胸に、シェヴァは顔を埋める。
 アウラの身体からすると酷く小さく見える英雄を優しく抱きしめると、エルチは彼が望むよう再び頭を撫でてやる。シェヴァはまた夢見心地になり、静かにその胸へ身体を預ける。
 かと思うと時々顔を上げぱくり、エルチの首筋に甘噛みをするシェヴァだったが、それが幸福の印だと知ればただただその行為さえ愛しく、幸福だと思えるのであった。
posted by 東吾 at 01:28| FF14