2020年04月18日

十二大聖堂提供エターナルバンド推進委員会のCM会議に提出した企画書

FF14のフレンドで、普段からTRPGなどでもお世話になってるポラリス兄さんとアウローラ姉さんが先日エターナルバンド(FF14システム上の結婚のようなもの)を致しまして。

それのレポを書こうと思ったら間違えて「一二大聖堂提供エターナルバンド推進委員会のCM」が出来てしまったので、これはこれで勿体ないなぁと思ってブログの日記に載せておきます!
(なんで?)

ちゃんとできたレポはロドストの日記においてあります。

ポラリス兄さん、アウローラさん、末永くお幸せにね!





「エターナルバンド企業CM」

 雨の多い黒衣森も幸福な笑顔の気配を汲んだかのように晴れ渡っていた。

 セレモニー会場でもある聖堂の前には、時間前だというのに多数の人手で賑わっている。
 そのどの顔も幸せそうで、楽しそうで、それはこれから来る二人がそれだけ多くの人々に愛されている証でもあった。

 程なくして白き翼のチョコボに乗った二人が、人々の前へと現れる。
 まだドレス姿ではないが今日のセレモニーという大舞台の主演である二人だ。

 その姿を見るや否や、集まった人達は祝福の声を浴びせる。
 晴れ渡る空の下、一斉に歓喜の雨が降り注ぎ、その恵みを浴びた二人は自然と笑顔になる。

 普段着だった二人は正装へと着替え、蒼に彩られた聖堂を歩む。
 手を振るもの、拍手で迎えるもの、それぞれの祝福に目を向けるも、二人は自然と互いの方を向き、そして前を向く。
 互いの事を見るだけではない。同じ方向を向き歩むというのも大切な事なのを二人はよく知っていた。

 思えばどれだけ遠回りをしてきただろう。
 出会った時は父のように、あるいは兄のように見守っていられればそれでいいと思っていたのだが、気付いた時には好きになっていた。

 思えばどれだけ運命に振り回されてきたのだろう。
 出会った時から気にかけていたというのに気のない素振りを何度もされて、諦めた後に「好きだ」と言われて、この人はどれだけ自分を翻弄するのだろうと思った。

 それでもきっと、最初からこうなる事は決まっていたのだ。

 ……ずっと、待っている。

 他の誰かに思いを寄せた時、ポラリスは真っ直ぐにそう告げた。
 そして本当に待ち続けた。

 あの家で一緒に暮したい。

 最初にしたプロポーズの言葉通り、二人で買った家でまた、二人で暮らせる日まで。

 いつ結婚する?
 冗談めかして聞いた時、全く聞こえていなくって、あぁ、私とは結婚なんてするつもりはないんだと思った。

 一度、一緒にシェアハウスをして。
 暫く二人、同棲生活が続くのじゃないかと淡い期待を抱いたのに、すぐに自宅を買って出て行った時、からっぽになった部屋を見て哀しい思いをした。

 これだけ自分の気持ちを翻弄していたのに、きっとそれさえも気付かないで、いざ自分が離れてしまいそうになると急に泡を食ったみたいに「好きだ」と告げるなんて都合良すぎる。
 でも、一度だけじゃなく二度、三度も振っておいて「やっぱり貴方が一番好き」という事に気付いた自分もきっと自分勝手なのだろう。

 ……こんな私なのに、どこが好き?

 輝く指輪を見て、アウローラは聞く。

 全てに一生懸命なところ。一緒にいて、すごく楽しいから。

 真っ直ぐすぎる言葉は、プロポーズの時と同じ。
 ずっと待ってるといって、ずっと待っていてくれた人なのだから、きっとこの気持ちもずっと持ち続けてくれているのだろう。

 私も、あなたが好き。
 私の事を好きでいてくれる、そんな貴方が大好き。

 アウローラの笑顔が輝きに満ちる。

 エターナルバンド。
 それは永遠の愛を誓った二人が、ともに幸福を歩み出すためのセレモニー。
posted by 東吾 at 18:47| FF14