2020年04月09日

同じ味を楽しみたいリーダーの話。(リゾギア)

ギアッチョの事が可愛い可愛いなリゾットリーダーが、ギアッチョの事を知りたいからこっそり努力していた話です。

以前書いたような気がしないこともないんだが。
どうだろう。

うーん。
……まぁ、きっと以前の俺より上手く書けているに違いないからいいよな!

たまにはリゾギアですよ。
ギアッチョは基本的にネコチャァンです、俺の中で!





「知りたいキモチ」

 暗殺チームのリーダー、リゾットは実力こそ充分だったがその実何を考えているのかよくわからない所があった。
 口数が少なく滅多に表情を変える事がなかったからだ。
 自分から率先してチームメンバーに関わろうとはしなかったし、メンバーもリゾットの実力が頭抜けているのを知っていた故に恐れ多くて気軽に話しかけられないというのもあったのだろう。

 また、細かい現場の指示や作戦などについてはプロシュートの方が陣頭指揮をとる事が多かったというのもあったかもしれない。
 メンバーたちにとってリーダーは寡黙な謎の男といった印象が強かった。

 だが不思議と、ギアッチョには優しかった。
 寒い時は自分のマフラーを首に巻いてくれたり、欲しいと思っていた高級腕時計をプレゼントしてくれたりムのリーダー、リゾットは実力こそ充分だったがその実何を考えているのかよくわからない所があった。
 口数が少なく滅多に表情を変える事がなかったからだ。
 自分から率先してチームメンバーに関わろうとはしなかったし、メンバーもリゾットの実力が頭抜けているのを知っていた故に恐れ多くて気軽に話しかけられないというのもあったのだろう。

 また、細かい現場の指示や作戦などについてはプロシュートの方が陣頭指揮をとる事が多かったというのもあったかもしれない。
 メンバーたちにとってリーダーは寡黙な謎の男といった印象が強かった。

 だが不思議と、ギアッチョには優しかった。
 寒い時は自分のマフラーを首に巻いてくれたり、欲しいと思っていた高級腕時計をプレゼントしてくれたり、一緒に食事に行く事も他のメンバーと比べて多い方だったろう。
 リーダーとの食事はいつも緊張するから良さそうなレストランでも大体味なんてわからなくて、ただリーダーから 「野菜もちゃんと食べろ」 と言われたのをぼんやりと覚えているだけだったが。

 そんな事を考えながら帰路につく途中、ギアッチョはアジトに眼鏡ケースを忘れていた事に気が付いた。
 別に必用なものでもないのだが、忘れた事に気付くと何となく大事なものに思えてしまう。
 慌ててハンドルを切り返しアジトに戻れば入り口に入った瞬間から濃厚なチーズのかおりが漂ってきた。
 不思議に思い部屋を見れば、そこにはコーラを飲みながらピザを頬張るリゾットがいる。
 ポテトにチキン、付け合わせはギアッチョがよく食べているジャンクな組み合わせだ。
 いつも野菜のスムージーやサラダ、スープなどを必ず食べている印象だったからリーダーはこんなジャンクなものだけを食べたりしないと思っていたので、少し意外だった。

「あ、リーダー。俺の眼鏡ケース、見ませんでしたか?」

 恐る恐る声をかければ、リゾットは少し驚いたような顔をする。
 そしてギアッチョを見ると少し照れたように俯いて見せた。

「いたのか、ギアッチョ……もう帰ったのかと思ったが」
「帰ろうとしたんだけど、眼鏡ケース忘れてるのに気付いて」
「ケースか……ここでは見てないな……」

 ケースがないのなら他の部屋だろうが、リーダーを前にしてあちこち探すのも気が引ける。
 だがリゾットは戻ってくる位ならよほど大事なものだとでも思ったのだろう。ソファーの下を覗いたり、クッションをどけたりして探し始めたから帰る訳にもいかなくなりギアッチョも一緒に探す事となった。
 お互い無言であちこち探す、その沈黙に耐えかねたギアッチョは世間話のつもりで口を開いた。

「それにしても、リーダーもピザとかポテトとか。そんなジャンクなものばっかり食べるんですね」

 リゾットは、不思議そうにギアッチョを見る。
 そして少し困惑したあと、恥ずかしそうに告げた。

「いつも、ギアッチョが食べているから。どんなものなのだろうと興味をもって頼んでみた……」
「えっ?」
「悪くはないな。コーラとピザというのは……」

 リゾットが自分の事を理解しようとしている。
 その思いはくすぐったく、えらく気恥ずかしいがそれでも嬉しかったから。

「……もう眼鏡ケースはいいです、リーダー。一緒に、飯食いませんか。俺、それ大好物ですから」
「ん……あぁ、そうだな……」

 今日は二人で、ゆっくりと食事をしようと思う。
 お互いのことを、もっとよく知るために。
posted by 東吾 at 17:06| ジョジョ駄文