2020年03月22日

プリンセスデーが終った。(エルシェヴァ、オスラッテBL)

最近、サムライをはじめて、頭防具のかざりをプリンセスデーでもらった髪飾りにしてみた時に見た幻覚の話をします。
サムライはスタンプラリーだね。

・オスラ×ミコッテコンテンツ
・俺小隊コンテンツ
・可愛い俺ヒカセンは受け


という幻覚強めコンテンツを今日も放出していくぜ!
ヒャッハー!

登場人物紹介もつけておくぞ!


<登場人物紹介>

シェヴァ
 褐色白髪のミコッテ青年。つまり俺ヒカセン。
 自由奔放、明朗快活。油断すると関係ないはなしにも首を突っ込んでしまうタイプ。
 ややアホの子。な行がたまに「にゃ」行になる。
 にゃ! に! にゅ! にぇ! にょ!


エルチ
 金髪碧眼青肌内角オスラ。小隊の槍術士。
 生真面目で恋愛関係には奥手であった。
 だが最近は「シェヴァに対しては結構がっついてしまう」という自分の思わぬ欲望に気付かされている。
 やった後「やりすぎてしまった」と反省するタイプ
 
ではどうぞ〜。




「プリンセス・デー」

 その日、シェヴァはプリンセスデーで貰ったという桃の花をあしらった髪飾りを付けていた。

「これ、プリンセスの証! 桃の木は疫病を防ぐ効果があるんだってさ」

 気に入っているのか、髪飾りを指さしながら嬉々として語るシェヴァの笑顔は相変わらず快活そのもので、エルチはそれを見ているだけで幸せな気分になるのだった。
 だが、時々思う事もある。
 自分はシェヴァの姿が隣にあるだけでこんなにも幸せだけれども、シェヴァは一体どうなんだろう。
 自分も彼を幸せに出来ているのだろうか。自分が貰っているだけの幸福を、与える事が出来ているのだろうか……。

「えへへ、おれは今日はプリンセス! だからさ、エルチは執事になっておれをエスコートしてみてよ、ね。いいだろ!」

 シェヴァは椅子にこしかけながら、無邪気に笑ってそんな事をいう。
 そういえば、プリンセスデーは「選ばれた姫に対して執事が尽くす」という催しだったか。

「いいですよ、シェヴァが望むなら……」
「えっ? あっ、いいんだよ冗談だからっ、べつにエルチ無理しなくても……」
「たしか、執事の服がありましたよね? あれ、お借りします」

 普段は何事に対しても消極的なエルチがまさか「執事になってエスコートする」という提案を飲むとは思っていなかったのだろう。
 驚いた顔をするシェヴァをひとまず置いて、エルチは執事服へと着替えてみた。

「え、エルチほんと、無理しなくていいからね? エルチ?」

 心配そうに何度も声をかけるシェヴァをよそに、エルチはすぐ着替えて現れる。

 黒服に白手袋とモノクルという出で立ちで現れたエルチは、やや窮屈な腕回りと胸元を気にしながらもシェヴァの前へと立つ。
 そして恭しく一礼をすると、シェヴァの前へ跪きその手をとった。
 頭を下げる一瞬、エルチのブロンドが流れるように揺れ、輝いて見える。

「さぁ、どうですかお姫様? 今日はどんな事でもお申し付け下さい」

 なるべく執事らしくと優雅な物言いでそう告げれば、シェヴァはたちまち真っ赤になって俯いてしまった。

「? どうしたんだシェヴァ、気に入らなかった……のか?」
「ちちちち、違う! 違うよ、エルチすごくカッコイイ! カッコイイけどっ、カッコイイんだけどね。無理!」
「……はぁ?」
「だから、格好良すぎて無理なの! ダメ、心臓ドキドキして真っ直ぐ見られないからっ、えっ? ど、どうしよう。おれ、ちょっとおかしくなってる……」

 赤面しながらパタパタと自分の顔を手で扇ぐ。
 そんなシェヴァを見てエルチはどこか安心しながら彼の身体を抱き上げた。

「ひやぁっ! なななな、何するのー……無理−。え、お姫様みたいにだっこされて……おれ、本当にお姫様みたいにされちゃってる……エルチ……おれ、ちょ、無理……」
「いいじゃないですか、今日はお姫様で……ご命令が無理なら、俺から特別サービスで今日はたっぷり可愛がって差し上げますよ」

 と、そこでエルチは赤面したままこちらを見据えるシェヴァと優しく唇を重ねる。
 そして執事らしく格式ばった風を装ってみせた。

「……可愛いですよ、シェヴァ様」
「うー……ほんと? おれ、エルチの可愛いお姫様になれてる?」
「はい。世界一の……俺のお姫様です」
「えへー……よかったー……エルチ、ありがと……エルチも世界一の、俺の執事だよ」

 シェヴァは幸せそうに微笑むとエルチの身体に縋り付く。

 プリンセスデー。
 それは全ての「お姫様」が幸せになれる日の事をいうのなら、シェヴァとエルチにとってのプリンセスデーはまさしくこの一日だった。
posted by 東吾 at 04:46| FF14